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トコトコ名画座

「朝食、昼食、そして夕食」 

朝食、昼食、そして夕食
朝食、昼食、そして夕食2
2010年 スペイン
ホルヘ・コイラ監督

世界遺産でもあるスペインガリシア地方サンティアゴ・デ・コンポステラで暮らす人々の、
1日の朝食、昼食、夕食の食事を舞台にくりひろげられる群像劇。
群像劇といっても、登場人物がたくさんすぎて、
某TV(ドキュメント72時間)番組みたいです。通行人が主人公になっていくかんじ。
なにげなくそれぞれつながっていたりして。

題名から、
料理がいっぱいでてくると思いきや、ぜんぜん・・。
アップにしてくれないし、映ったとしても一瞬(泣)。
生ハムやワインや何かわからないけどおいしそうなものを食べてるなーくらい。
でもいろんな食事風景を見れる。
人生なかなかうまくいかないよね。な展開だらけです。
老夫婦の朝昼夕の食卓が静謐で一休みできる好きなシーンです。

映画観たあと、キッチンに行っていろいろ作業してしまった。
影響されちゃったね。効果あり。
(鼎)
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category: スペイン

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「ミツバチのささやき」 




1973年 スペイン
ビクトル・エリセ 監督


小さな頃の何を見ても新鮮なまなざし。
穏やかだと思ってた毎日がふとした瞬間、滑稽で掴みどころがなく思える。思い返せばこんなだったけなぁ。

スペイン内戦後のどこか喪失感を抱えた暮らし。


どこか中性的なイザベルとアナの姉妹。
探していたフランケンシュタインにアナは会えたかな。
アナのささやかな心の変化。さまよってさまよって。

'目を閉じてつぶやけばいい。わたしはアナよ'

見終わった後もずっと繰り返してる。(陽)

category: スペイン

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「私が、生きる肌」 

私が、生きる肌


2011年 スペイン
ペドロ・アルモドバル監督

まさに!鬼才、ぺドロ・アルモドバル監督。
すごい映画を観ちゃったよー。
誰かと共有したい!
けど、簡単にはおすすめできない危うさも持ち合わせてます。
でも傑作。
人工皮膚開発の世界的権威である形成外科医ロベル・レガル。
彼の邸宅のある一室。
監禁されている全身タイツの女性。
彼女は一体何者なのか?

この映画は、まっさらの状態で観てほしいです。
現在から、語られていく過去。そして現在。
真実が明るみになっていく過程の、胸騒ぎといったら…。
トラのコスプレで現れる男も、すごーく不穏な存在。
怖いよぉ。
とにかく、全身タイツの謎の女性、エレナ・アナヤの美しさにうっとり。
裸がきれい。美しい!!
これは、愛を描いた映画なのか?
苦悩や復讐、愛憎……、歪みすぎた愛の果て。
独特な色彩感覚も格好いい。
かなりクレイジーな映画だけど、何とも言えない面白さでした。  (佳)


category: スペイン

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「アナとオットー」 

アナとオットー


1998年 スペイン
フリオ・メデム監督

8歳の時に、森を走っていて、“偶然”の“運命の出会い”をしたアナとオットー。
ANA と OTTO。
上から読んでも下から読んでも同じ二人。
アナの母親とオットーの父親の間にロマンスが芽生え、
二人は兄妹になってしまうが…。

運命の出会い、すれ違い、離れられない結びつきを描いたファンタジーのような恋物語。
ふわふわとしてそうで、まとわりつく空気の重さは不思議と暗い。
幸福と不幸が繰り返されるようなトーンのせいかな。
子供時代のアナとオットーがかわいい。
アナはちょっと大人びてて本当にかわいい。
少しずつ大人になっていき、秘密のやりとりをする二人にとてもドキドキしてしまう。
すれ違いを繰り返しながら、大人になった二人は、再び会うことができるのか?
観ていて胸が高まる!
キュッーと締めつけられるような思い。
まさに恋のドキドキ。
アナの視点、オットーの視点で語られるストーリー、
美しいラップランドの風景、
(白夜、沈まない太陽を前にオットーを待つアナの姿が印象的!)
見ごたえありな不思議な味わいのラブストーリー。
おすすめです!!  (佳)

category: スペイン

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