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トコトコ名画座

「What Time Is It There?」 



2001年 台湾、フランス
ツァイ・ミンリャン監督


DVDが廃盤で配信にて鑑賞。字幕なしだけどツァイ・ミンリャンの映画には必要なかったみたい。

邦題は「ふたつの時、ふたりの時間」。個人的にはこの邦題はあんまりです。

やまだないとがツァイ・ミンリャン映画について
'古いひびわれた鏡、ヤニに濁った鏡、そこにうつった自分を見る寂しさ。魔法瓶の底の欠け'
そんな風に形容してて言い当ててるなって思う。


「街」
男は街で時計を売っている。安っぽくて、とても売れそうにないプラスチックで色とりどりの時計。そこにやってきた女が男のつけてた時計を欲しいとすがる。女の手に渡る。番号交換する。番号の紙紛失する。言葉はわからないけどきっとそうだ。


「時計の針」
女はパリへ。男は街中の時計の針を回し歩く。台北の街中をパリ時間にするのだ。男はそれだけしかできない。
娼婦と関係を結ぶ。売り物道具のトランクをここでも紛失する。


「パリ」
パリにきた台北の女。
異国の地で亡霊のように、寂しそうに過ごしている。
言葉がわからないけど、開けられたドア、そこから射す光がきれい。

白昼夢のような空気の公園に横たわる。空虚な日々を肯定するラストだ。

酷評されててもいいと思ったものをいいって思いたい。映画は日々だ。普通のことを感じた。(陽)
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category: 台湾,フランス

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