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トコトコ名画座

「僕と世界の方程式」 

xy
2014年 イギリス
モーガン・マシューズ監督

小さい時から図形に興味があって自閉症と診断されたネイサン(エイサ・バターフィールド)。
一番の理解者の父親が事故で亡くなり、母ジュリーとはなかなか意思疎通ができないでいる。
母はネイサンの数学の才能を伸ばそうと普通の学校に行かせずに9歳から数学教師ハンフリーズの個人指導を受けることに。
そして高校生となり国際数学オリンピックを目指す・・・。

小さい時のネイサン役、高校生のネイサン役と、父親マイケル役の俳優さんがみんな似ている。
そして小さいネイサン高校生ネイサン、ふたりとも本当に自閉症らしく演技してて。
キャスティングで成功している気がする。
数学教師ハンフリーズもよい。

数学、恋愛、家族、
いろんなテーマが入っていながら意外と小話でまとめられていて、好きなタイプの映画でした!おどろき!

中国語(台湾語?)話せると楽しそうだね。
(鼎)
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category: イギリス

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「トースト ~幸せになるためのレシピ~」 

トースト


2010年 イギリス
S・J・クラークソン監督

イギリスの料理人ナイジェル・スレイターの自伝がベース。

少年ナイジェルの母親は、体が弱く料理下手。
食事はいつも缶詰。
料理に失敗してしまった日の食事はトースト。
それでも心優しい母親を父もナイジェルも大好き。
でもある日、母親が他界してしまい…。

家政婦として家にやってきたポッター夫人。
料理好きなポッター夫人が作る料理の数々!
ナイジェルは、ポッター夫人に反発しながらも、料理に目覚めていく。
次々と出来上がる料理が迫力満点!
レモンパイ、おいしそうー。
ふわふわのメレンゲ。誰か作って!
主人公の男の子は、フレディ・ハイモア。
大きくなったなぁ。気づかなかった。
ポッター夫人は、ヘレナ・ボナム=カーター。
嫌な人みたいだけど、私はそんなに悪い人とは思わなかった。
料理下手な母親の下で、料理の本の中の料理に憧れた子供時代。
料理上手な継母の下で、レシピを盗んで思考錯誤する青年時代。
どちらもナイジェルにとって基となる大切な時間。
レモンパイ、食べたい。             (佳)

category: イギリス

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「おみおくりの作法」 

おみおくりの作法
2013年 イギリス・イタリア
ウベルト・パゾリーニ監督・脚本

原題は「Still life」

ロンドンのある地区で民生係として働くジョン・メイ(エディ・マーサン)は44歳ひとり暮らし。
担当地区で孤独死してしまった方の死後必要な事柄と葬儀を取り仕切る。
身寄りがないか調べ、参列者を探す。いなかったら自分ひとり参列する。
部屋に残された手がかりから宗派やその人の人生を推敲し、葬儀で牧師さんの述べる弔辞を作文する。
終わったらその方の写真を自宅のアルバムにきちんと貼る。。

ある日、ジョン・メイの住むアパートの部屋の真向かいの団地の部屋で孤独死してしまった男性の仕事が入る。
建物が真向かいだったのに誰であるか知らなかったことがショックで、(あるいは自分を投影したか・・。)いつになく必死に業務を進めるジョン・メイ。そんななか、上司が「時間をかけすぎる。死者に想いなど無いんだから。」と人員削減を言い渡される。
男性の葬儀が最後の仕事とジョン・メイは決め、あらゆる手はずを整えるのだった。

りんごむきます。
毎日、魚の缶詰きっちりいただきます。
横断歩道は必ず左右確認します。
仕事の流儀がある方なんです。
静かな映画ですよ。

最後の最後にやられます。(鼎)

category: イギリス

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「FRANK」 

FRANK


2014年 イギリス/アイルランド
レニー・アブラハムソン監督

ミュージシャンを夢見るジョン。
会社員をしながら、センスのない作詞をしている。
そんなジョンが、インディー・バンド“ソロンフォルブス”のキーボードを務めることに。
“ソロンフォルブス”のフロントマン、フランクは、巨大な張りぼてのマスクを被っていた!
エキセントリックなフランクの才能に、心酔していくジョンだったが…。

人里離れた湖畔でのレコーディング。
ゆったりと時間が流れるなかで生まれるイマジネーション。
被り物をしたフランクの表情が何故だかとても豊か!
一緒になって笑ったりする。
自分たちの世界を大切にしたい“ソロンフォルブス”と、
有名になりたいジョンの間で、生じてくる軋轢。
‘からっぽ’という病気。
ドラムのナナがジョンに投げつけた言葉がズキズキと痛む。
被り物をしていたことで自分を守っていたフランク。
精神の不安定さが露呈していく後半。
苦しいなぁ。

みんな愛してる、と歌う姿と音を重ねていくメンバーたち。
静かにじわじわと余韻に浸る。
楽しいようで苦しくもなる。
そんな人生そのものの映画。
好きなシーンがたくさんあった。    (佳)

category: イギリス

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「おいしいコーヒーの真実」 

black gold
2006年 イギリス・アメリカ
マーク・フランシス、ニック・フランシス(兄弟)監督

こんなに悲しいドキュメンタリーないわ・・・。
泣いた。

コーヒー好きのみなさーん!
この映画おすすめです。

エチオピア、コーヒー発祥の地。
コーヒー生産農家を束ねるタデッセ・メスケラ氏は、
コーヒー農家に最低限の生活を送ってほしいという一心で、
ひたすらに公平な取引をしてもらうために尽力しておられます。もちろん品質第一で。
過労死しそうなくらい世界中やエチオピア国内の農家を飛び回ってる。
彼の笑顔シーンはまったく無かった・・・。

ニューヨーク市場がコーヒー豆の価格を決めてるのは知らなかった。
コーヒーに何の関係も無いひとたちが、一番お金をもらってるのだ。
大貿易会社は職業「搾取」だ。

農家が、
安く買われているのは知っていたが、
ここまでとは思いも寄らなかった。涙が出た。
休むことなく働いているのに、貧困がすさまじい。飢餓・・。
世界はコーヒーブームだし、おいしい豆なのにだよ。
おかしいよ。

エチオピアとシアトルやロンドンが交互に出てきて、その断絶感が浮き彫り。

お願いだから、コーヒーに限らずすべての作物を生産者と消費者がほぼ直接取引できるようになりますように。
フェアトレードが普通のことになるように祈りました。(鼎)

category: イギリス

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