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トコトコ名画座

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「薬指の標本」 

薬指の標本



2004年 フランス
ディアーヌ・ベルトラン監督

小川洋子の同名小説をフランス人監督が映画化。
原作のミステリアスな雰囲気がそのまま映像化されている!
主人公のイリスを演じたモデル出身のオルガ・キュリレンコ。
かわいい!何だか儚げ!!
始まって5分で、この映画の雰囲気、好きだなぁと思う。

働いているサイダーの工場で、ケガをして薬指の先を失ってしまうイリス。
新しい仕事を求めて港を彷徨い、ふと古びた建物の中の、
“標本作成助手”の仕事と巡り合う。
何らかの思いを標本にして保存するラボ。
家の焼け跡に生えてきたキノコ、楽譜に書かれた曲…。
古い建物、古い道具、懐かしいような気持ちと、とても洗練された印象。
この監督さんはすごーくセンスがいいと思う。
標本技術士にプレゼントされた靴が、ぴったりと足に馴染んでいき、
イリスは次第にその靴を手放せなくなる…。

オルガ・キュリレンコが『アメリ』のオドレイ・トトゥの様な雰囲気ですごくかわいい。
映画の中で着ている服が可愛くって好みです。
静寂の中に感じる恍惚。
じわじわと足元に忍び寄ってくる不穏な空気。
地下室の扉の向こうは…。
イリスが囚われたのは恋?、赤い靴?、それとも標本?
静かで何とも不思議な余韻に包まれる映画。  (佳)
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category: フランス

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「楽日」 

楽日

2003年 台湾
ツァイ・ミンリャン監督

今では数人しか入らなくなった老舗映画館。その楽日を切り取った愛らしい映画。

かつての俳優、日本人の若者などが最後の日を見届けるようにやってきている。ただそこにいるだけで、交わされる会話はほとんどない。全編通しても一言二言かな。
それに一時停止押したんじゃないかと勘違いするような長回し。
それなのに、僕にとっては愛らしい。足の不自由な女性従業員が、コトコト立てる足音や、トイレの水をいっこずつ流してくシーンが。まんじゅう食べて、お茶飲みほすと一緒になってふーっと息をつきたくなる。で想いにふける。

新しいものが社会にも娯楽にもどんどん出てきてる。追いてかれないようにみんな必死。それでも中には古びていくものに美を見いだす人がいる。僕もそんな一人でありたい。置いてきぼりをくらっても、いい。忘れないように、何度も再生ボタンを押す。(陽)

category: 台湾

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「スウェーディッシュラブストーリー」 

swedish love story
1969 スウェーデン
ロイ・アンダーソン監督

15歳の少年ペールは親の経営している自動車修理工場で手伝いをしている。
ある日、家族でおじいちゃんのお見舞いに療養所に行くと、そこで、ある少女を見かけ、気になる。
後日バイクで町を走っていると、その少女アニカとまた出会う。
ふたりともなんとなく惹かれあって、友達を通して告白。
一緒にベッドで寝てみたり、ギターで歌を歌ってみたり。
夏にはペールの夏の家に遊びに行ったり。
でもなにかうまくいかずすれ違ったり・・・。でも仲直りしたり。
前半はそんなかんじ。

そんな初々しい物語と思いきや、、、、

実はほぼ、少年少女の親や叔母やおじいちゃんや大人たちの描写が多く、
大人たちの絶望感がはなはだしい。

ザリガニパーティーの紙ぼうしと紙前掛けが、浮いている。。。。

若い子もあっというまにこの絶望ワールドに行くのね。。。。
はぁーっっっ。

という感想。


あとで、知ったのだが、
主人公の少年の友人役で、ちょーかわいい男子がいたんだけど、
(なんでこっちじゃないの的な)
「ベニスに死す」のビョルン・アンドレセンだったそうです。
あー、もっとじっくり観とけばよかった。          (鼎)

category: スウェーデン

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「ハッピー・ゴー・ラッキー」 

ハッピー・ゴー・ラッキー


2008年 イギリス
マイク・リー監督

すごーく変わった映画。
というか主人公のポピーが底なしに明るくてぶっ飛んでる。
ふらっと入った本屋さんで、店員さんに無視されても話続ける。
フラメンコ教室で、一人浮いている(ように見える)。
自動車教習で、怒られても怒られても笑っている(気にしてない!)。
始めは、とにかく個性的なポピーを受け入れるまでに時間がかかった。
普通の人なのかな?ちょっと病気なのかな?と思いながら。
そのくらいずっーとハイテンションなポピー。

でも観ていると、等身大の30歳の、いろいろな壁にぶち当たり悩む、
フツーの愛らしい女性なんだなぁとわかる。
職業は、小学校の先生。
だから明るく頑張ってるんだよね。
そう思うと、後から後からすごーくポピーが好きになった!
この映画もすごーくいいなぁと思った。
大きいことは起こらない。
親友と一緒だったり、恋が始まりそうだったり、
自動車教習の先生とモメたり、ポピーの日常が、綴られるだけの話。
だけど、何だか生き方について考えちゃった。
結婚した姉の家での一幕も、女性としては感慨深いものがあるなぁ。
何が幸せで何が幸せじゃないかはその人次第。
明るく笑顔で過ごそうと頑張るポピーの姿は、やっぱり共感。
ボートの上で、親友とまったり人生を語るのも、何だか余韻としていいな。 (佳)


category: イギリス

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「インスタント沼」 

インスタント沼
2009 日本
三木聡 監督


les Briqu'a braque(レブリカブラック)の山瀬公子さんが、主人公沈丁花ハナメ(麻生久美子)の服を担当しているので、早く観たいと思いながら今に至る。

服かわいい!!!!
服だけでも見る価値ある映画。
なんて、素敵なセンス。

そんで、映画もおもしろかったよー!
私これ好きだ。
骨董屋さんしたくなったりした。

風間杜夫がいい!
私が映画監督業だったら、
この人けっこう使うね。ついつい呼んじゃうね。

なんかね、けっこう内容が無いようでも見終わった時にわたくし感動してるんだよね。
なんだろ、これ。
セリフいいし。

三木聡監督が原作も書いてます。


松坂慶子も出てる。松坂慶子もよかったよー。
蒲田行進曲ペアだ。

麻生久美子もくやしいけどかわいすぎー!      (鼎)

category: 日本

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「フォロー・ミー」 

フォロー・ミー


1972年 イギリス
キャロル・リード監督

この映画、すごくいいですよー。
まだ観てない方は、ぜひ観てほしいです!

会計士のチャールズは、毎日出かけていく妻を不振に思い、
探偵に依頼…。
妻は一体どこへ行っていたのか?

育ってきた環境、価値観の違い、
描いているのはどこにでもありそうな夫婦の問題。
真面目なチャールズと、自由な感覚の妻ベリンダ。
合わない二人が、その合わなさ加減を愛情で埋めていくのは、
観ていてホロッときますねー。
どの夫婦にも当てはまりそう。
探偵のクリストフォローがすごくいい味で、彼のコミカルさと、
ベリンダ(ミア・ファロー)の可愛さで、
街中の追いかけっこはほんと観ていて楽しかったー。
ロンドンの街並みの観光案内みたい。
行ってみたくなりました。
ヒッピースタイルも、デートの時のワンピースも、
ミア・ファローのファッションは要チェック。
ベリンダの行き先、探偵の仕事を超えてしまうクリストフォロー、
妻のことが心配で仕方がない夫、見終わった後何もかもが可愛く思える。
すごく幸せな余韻!! (佳)

category: イギリス

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「少年と自転車」 

少年と自転車
2011ベルギー・フランス・イタリア
ジャン=ピエール・ダルテンヌ、リュック・ダルテンヌ監督

もうすぐ12歳になる少年シリルの願いはひとつ。
自分を養護施設に預けた父親を探し出し一緒に暮らすこと。

施設の電話を借りまくって家にかけるがいつも「この番号は使われていません・・・」。
ある日学校に行くふりをして以前住んでいた団地まで脱走する。
自分の愛用自転車もどこかに置いてあるはず・・・。
施設の職員につかまりそうになったときに団地内診療所の待合室にいた女性におもいっきりしがみつくシリル。
(そのおもいっきりしがみつく姿が印象的なんだよね。悲しい。。)
そのしがみつかれた女性サマンサが数日後、自転車を取り戻してくれて、
(実は父親が金に困って誰かに売っていた。)施設に持ってきてくれた。
シリルはサマンサに週末だけ里親になってくれないかと頼む・・・。

シリルの必死なかんじ、
サマンサの感情、
父親の状況、
不良少年、
登場人物がリアルにからまりあって
ラストとてもいい。

やはり自転車で〆。

ばったり会っただけのサマンサが、だんだん母性があふれ出てきちゃって、いろいろ問題もあるのに、乗り越えていくところがとても好き。
女性は自分の子にかかわらずどこかしら母性を注げるところがあると幸せなんだな。と思った。
居場所があるってことか。         (鼎)



category: ベルギー

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「マイプライベートアイダホ」 

マイプライベートアイダホ
1991年アメリカ
ガス・ヴァン・サント監督

公開当時も観てます。
ほぼ20年ぶりに鑑賞。

当時、男娼の話なんて・・とややびっくりしたことを覚えている

「けっこう良かった」という印象だったのが・・・、
この度「すっげーいい!!!!」に上書きします。

マイク(リヴァー・フェニックス)とスコット(キアヌ・リーヴス)が焚き火を前に話すシーンのリヴァーがとてつもなくいい!
That's 「せつない」!
リヴァー・フェニックスはしみでてくるものがあってなぜか知らねどじわじわと心が震えてくるよ。

いわゆるセックスシーンがお決まり演出でなく(お決まりのって辟易するよね・・・)
俳優が動きを止めて、それをストップモーション風につなげてるのもおもしろい。
ガス・ヴァンさんのアイデアも満載だし、趣味も満開?!

リヴァーはほぼノーギャラでこの仕事を受けたとのうわさです。
ジムショが出演反対して。でもヴェネツィア主演男優賞取られました。      (鼎)

category: アメリカ

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