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トコトコ名画座

「エリジウム」 

エリジウム

2013年 アメリカ
ニール・ブロムカンプ監督

「第9地区」の監督の2作目。
マット・デイモンとかジョディー・フォスターとか出てます。
あーハリウッド化しちゃったのかな。。。と不安だったけど、
あ、すみません、またまた好きですこれ!

2154年、地球は人口増加が進み環境も荒廃しきっていた。
富裕層は地球を離れスペースコロニー「エリジウム」で何不自由ない暮らしをしていた。
エリジウムにはどんな病気も一瞬で治す医療装置があった。

ロサンゼルス(めちゃ荒廃してますー。第9地区のソエトみたいですー。)に住むマックス(マット・デイモン)は
ロボット工場で仕事中、事故で放射線を浴び余命5日と宣告される。
なんとしてもエリジウムに行き、治し生き延びたい。
レジスタンスに加担し危険な仕事を引き受けることに。

これからの展開が、すごいことに!
ぎゃー!
見ごたえあるメカ、ごっつい粗雑感、かっこわるいかっこいい感。
エリジウム
全体の物語の流れとしてはシンプル、マックス(マット・デイモン)が一途なお話。
ちょいと感動もする。
マックスの友人役フリオがディエゴ・ルナなんだー。すごくいいんだー。
第9地区の主役シャルト・コプリーがまたまた重要なぶっとんでる役柄。(ちょっとウザイ。)

この監督の感覚貴重。(鼎)
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category: アメリカ

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「ヘルプ 心がつなぐストーリー」 

help
2011年 アメリカ
テイト・テイラー監督

1960年代の公民権運動が勃発していたころのアメリカテキサスの実在の人物を描いた小説を原作とした映画。

大学を卒業したスキーター(エマ・ストーン)はジャーナリスト志望。
地元の友人たちは皆、結婚し子どもを産んで、黒人家政婦に家事一切子育ても任せていた。
黒人や黒人家政婦たちに対する不当な扱いが信じられない・・・・。
友人ヒリー(ブライス・ダラス・ハワード)たちの態度に不快感を持ったスキーターは、家政婦の実態をインタビューしたいとエイブリン(ビオラ・デイビス)に頼むが、「そんなことがわかったら殺される」と断られるが・・・。

TVアグリーベティーで印象的だったオクタビア・スペンサーがエイブリンの友人ミリー役をしているから観たくなった映画なのです。彼女が出てるから少しコメディーなのかと思ったらけっこうシリアス。でもやっぱりおもしろい彼女。
エマ・ストーンがかわいくて良かったという感想を書くのかと思いきや、私、
敵役(?)ヒリーのブライス・ダラス・ハワードがすんごく良かったんだー。
ちょっとヤなやつ役がうまいわ、この人。(「50/50」でもヤなやつだった。)
ヒリーの母役シシー・スペイセクも大好きだ。
helpヒリー(ブライス・ダラス・ハワード)

アメリカ南部料理がたくさん登場します。
フライドチキン、コーンブレッド、豆料理、エッグタルト、チョコパイ・・・。
映像の中にちらちら出てきます。
おいしそー!  

映画の本題の感想は書いてないね。ずれてるね。
観てみてくださーい。       (鼎)

category: アメリカ

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「クロワッサンで朝食を」 

クロワッサンで朝食を


2012年 フランス/エストニア/ベルギー
イルマル・ラーグ監督

エストニアで母を看取ったばかりのアンヌに、パリでの家政婦の仕事が舞い込む。
飲んだくれの夫とは以前に離婚、子供たちは既に家を出ている。
一人きりのアンヌは、憧れのパリへと旅立つ。
パリで待っていたのは、気難しい老婦人フリーダだった。

とにかく!
ジャンヌ・モローの存在感。
85歳で主演。
完全に老婆で、かなりの悪態をつくものだからとても怖い。
だけど、やはり気品がある。輝いている。
大女優とはこのことだなぁ。
スーパーで買ってきたクロワッサンを、
「偽物は食べない。」と突き放すフリーダ。
パン屋さんで焼きたてのクロワッサンを手にしたとき、
アンヌは、パリの暮らしを楽しみはじめる。

同じエストニア出身のフリーダとアンヌ。
反発し合いながらも、お互いを必要と感じる、その過程を、あくまでも寡黙に描く。
大人の味わいの映画。
フリーダの、お洒落心を忘れないファッション(シャネル、ジャンヌ・モローの私物!)が素敵。
控えめなアンヌが、パリの街で、少しずつ洗練されていくのは、見ていて嬉しかった。
フリーダとアンヌの、それぞれの人生の過去と、出会った現在。
孤独と向き合い、一緒に歩んでいくであろう未来。
いい映画だなぁ、とじわじわと余韻に浸った。   (佳)

category: フランス

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「君と歩く世界」 

rust and bone
2012年 フランス・ベルギー合作
ジャック・オーディアール監督

原題は「錆と骨」。
邦題「君と歩く世界」ってあまり良くないです。
感動系作りの映画かなと思って避けてたもん。ぜんぜんいい映画!
「錆と骨」という題がぴったりなのになーすごく。


妻と別れた?ばかりのアリは5歳の息子サムと南フランスの町に住む姉を頼って、列車に(タダ?)乗りし、座席に置きわすれられた食料を集め飢えからがら着く。
その町で、流れるままにいろいろ仕事を転々とする。
クラブの用心棒をしている時にトラブルに巻き込まれた女(ステファニー:マリオン・コティヤール)の介抱をして、イイ女だったので自分の電話番号を渡す。

シャチの調教師をしているステファニーは、
ある日のシャチのショーの際、事故に遭い、膝から下の両足を失ってしまうのだ。
絶望の日々。生きる気力を失くす。

アリのケータイ電話がなる。
ステファニーからだった。
「覚えてる?」
「覚えてるよ。元気?」
「元気?って足失くしたの知らないの??」
「ニュースで知ったよ。」
「知ってるのに元気?って聞くんだ・・・」

この粗野な空気読まない男が、
絶望にいるステファニーには居心地いいのかな。
ふたりはよく会うようになるのだが・・・。


アリの闇試合を見て、
生きる本能みたいなものが呼び覚まされたステファニーは心の根っこのほうで彼を信頼したのかな。
言わないけど。

アリは本能で動いている。
深くは考えない。魅力的ではある。
よくまわりの人を傷つけます。息子サムも、ステファニーも、傷つけられます。・・・彼ら我慢強い。

さて、
マリオン両足本当に無い・・。どうしてるのかなー???
すごくリアルです。義足で歩く姿もリアルですマリオン。

「真夜中のピアニスト」の監督。

格闘技、シャチ、犬のブリーダー、監視カメラ設置業、海、義足、
いろんなのからめて、見ごたえあったよ。(鼎)

category: フランス

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「わらの犬」 



1971年/アメリカ
サム・ペキンパー監督


真面目で偏ってて、神経質で鈍感で。
あいつらの嫌がらせに何ひとつ言えなくて。
たとえ妻を寝とられても。

いつかそんなデヴィットを愛した妻がデヴィットの個性に愛想が尽きていくのが分かる。だから悲しい。

目に見える分かりやすい安心を求める。だから悲しい。

この映画、暴力で語られるけど根本は運命についてだと思う。

デヴィット演じるダスティン・ホフマンサイコー。妻のスーザン・ジョージ、ナチュラルハイcute。観る時期によって立ち直れないほど粉々にされる。
(陽)

category: アメリカ

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「メタルヘッド」 

Hesher
2010年 アメリカ
スペンサー・サッサー監督

2ヶ月前に母をなくした13歳のTJとTJの父ポールも妻の死の悲しみのどん底にいた。
二人はTJの祖母マデリンと3人で暮らしていた。

ある日TJはあるきっかけで変な男ヘッシャー(ジョセフ・ゴードン・レヴィット)につけまわされる。
そいつがいきなり家に入ってきて、「洗濯機どこ?」と聞く。
(ここでメタリカ、ジャカジャーん!てジングル入るのだ!)
出て行け!と言っても服を脱ぎ洗濯機にいれて洗剤がぼっと入れてスイッチオン!
テレビのチャンネルが4局しかないのをブツクサ言いながらブリーフ一丁で外の電柱にのぼってアダルトチャンネル増やす。
おばあちゃんも「あらTJのお友達さん?」
父も悲しみの渦中なのでさほど詮索しない。「どなた?」
(強引なのに巻き込み加減がなぜかナチュラル。)
家に住みはじめてしまうのだ。。。

物語はけっこうシリアス、悲しいことが多いのに、
思い出すとヘッシャーのせいで笑っちゃう。

ナタリー・ポートマンがダサメガネしててさえない女子役も見ごたえあり。
おばあちゃん役のパイパー・ローリー!(ツインピークスに出てた。)がすばらしい。

非常識も愛(?)があれば大丈夫!
ヘッシャーの小話というか例え話というか(もちネタ)がいつもずれてるようでずれてない。

この映画気に入ってる。(鼎)

category: アメリカ

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