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トコトコ名画座

「自分の事ばかりで情けなくなるよ」 

自分の事ばかりで情けなくなるよ


2013年 日本
松居 大悟監督

音楽 クリープハイプ × 監督 松居大悟
尾崎世界観の原案を、デビュー以来クリープハイプのミュージックビデオを
手がけてきた松居大悟監督が、映画化。
ミュージックビデオかな?と思いきや、映画です。
音楽映画です。
とてもいいです。

Story 1 「イノチミジカシコイセヨオトメ」
      元彼が忘れられない風俗で働くクミコ

Story 2  「あたしの窓」
      大好きなバンド(クリープハイプ)のライブ当日に残業させられている
      OLミエ

Story 3   「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」
       引退した女性シンガーkanakoを忘れられずに7年引きずっている、
       オタク青年

Story 4  「傷つける」
       トレーラーハウスで生活する謎の青年リクオとユーナのちょっと歪んだ、
       愛の話

どうにもうまく立ち行かない、不器用な人たちの不器用な日々…。
自分だけじゃないんだね。
「あたしの窓」のOLミエは、まんま自分の姿。
アンコールでは、ミエと一緒に泣きそうになったよー。
リクオの涙にも…。
じわじわとくる、いい映画です。ちょっと切ない。
クリープハイプ、毎日聴いています。
映画には使われなかったけど、私の好きな曲は、
「風にふかれて」(大好き!)
「HE IS MINE」
「SHE IS FINE」
「グルグル」
「バイト バイト バイト」     です。
DVDのパンフレットで、尾崎さんが好きな映画監督に、
熊切和嘉監督挙げてて、嬉しかったー。
私も好き!         (佳)
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category: 日本

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「NINIFUNI」 

ninifuni


2011年 日本
真利子 哲也監督

42分という短さ。
主人公(宮崎将)に台詞はない。
後ろ姿を追うカメラ。
殺風景な地方都市。
車がびゅんびゅんと行き交う道路を無表情で渡る主人公。
う~ん、好き嫌いが分かれそうな映画です。

強盗事件の犯人と、
ぱっと映画の雰囲気を変えるももいろクローバーの登場。
虚像と、虚無が支配する、独特の空気を醸し出す映画。
人生の光と影、暗さと明るさ、
自分も含め色々な人生を背負った人たちが、何の隔たりもなく、
同じ地を踏んでいる(生活している)…。
当たり前のことだけど、ぞっとする。
ももクロのPV撮影のため、死体を見て見ぬ振りをするプロデューサー。
山中崇さんがいいですねー。好きですねー。
あの、無関心さ。
この映画を支配しているのは無関心さだと思う。
その冷たさ。でもどうしようもない感じ。

而二不二(ににふに)とは、仏教で使われる言葉で、
ものごとには、裏と表があり、それらは一体である
という意味らしい。
だから何だ、ということになるけれど、私はこの映画好きです。  (佳)

category: 日本

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