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トコトコ名画座

「四つのいのち」 

四つのいのち


2010年 イタリア/ドイツ/スイス
ミケランジェロ・フランマルティーノ監督

自然豊かな南イタリア・カラブリア地方。
人間、動物、植物、そして炭。
つながっていく命と、自然の営み。
まるでドキュメンタリーのよう。
台詞もなく、画面を行き交う人や動物を静かに見つめる。
映し出される自然。
日々の生活。暮らし。

ヤギを飼っている牧夫。
生まれてくる子ヤギ。
子ヤギが身を寄せるもみの木。
そしてもみの木は、切り倒され、村のお祭りに。
舞台は地球そのもの。
生きることと死ぬこと。
日々くり返される生活。
私たちは、こんなふうに生きている。

動物が映し出されるだけで、目で追ってしまう。
とくに、牧羊犬が大活躍!
あれって演技なのかなぁ。
ヤギがうじゃうじゃ歩き出す、それだけで面白い。
終わりまで観て、また始まりに。
内側から語りかけてくる、静謐な作品。 (佳)
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category: イタリア

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「LIFE!」 

life!
2013年 アメリカ
ベン・スティラー監督・主演

1939年ジェームス・サーバーの小説、1947年映画「虹をつかむ男」のリメイクとのこと。

観る人への親切心を感じる演出。
とてもたのしいです。
キャスティングが絶妙。
脇を固める端役の俳優さんたちの顔から、目が放せない。オーラ?いい人たち連れて来ましたね。
(キャスティングの仕事したーい!!)

唯一、
気になる点があって大手を振って好きと言えない。
ざんねーん。
最後の盛り上がりのためなんだろうけど不自然なコト。
でも、まいっか!

わたくし、ショーン・ペンさんにアレルギーがあるのだけど、(「I'am Sam」からかなー。)
この映画のショーン・ペンは最高に良かった。ちょい役だけど代表作!彼の他の作品も観ようかなー。

ボス役ヒゲ君もよかった!(鼎)

category: アメリカ

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「アンビリーバブル・トゥルース」 

アンビリーバブル・トゥルース


1989年 アメリカ
ハル・ハートリー監督

すばらしいー。
観ているあいだ中、ふわふわと自由な世界を旅してしまった。
でもきちんと地に足はついている。
傑作です。
大好きです。

舞台はニューヨークの平凡な町。
刑務所帰りのジョシュが帰って来る。
ミステリアスな雰囲気のジョシュに、オードリーは一目惚れ。
整備工のジョシュに父親の整備工場を紹介し…。

この映画、オードリーの不思議な魅力に満ちている。
かわいいー!
夢見る少女。でも自分の考えはしっかり持ってる。
オードリーの両親、整備工場の同僚、ジョシュの元恋人の妹、
オードリーの幼なじみ、小さな町の小さな人間関係が、
コミカルなようで、クールなようで、何だか味わい深い。
人と人の交わる感じ、すれ違う感じ。
音楽の使い方も面白い。
詩的。本の使い方も好き。
本で始まる恋は、感情を表すのも本なのね。
意図的でなくかわいい映画。
“この目で見た事だけ信じる事にする”。
うん、私もそうしよう。         (佳)

category: アメリカ

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「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」 

ネブラスカ

2013年 アメリカ
アレクサンダー・ペイン監督

にんげんはやさしさでできてるのだね。
「無口で頑固」も
「下品で怒りっぽい」も
やさしいからなんだ!
と、最後うるうるっとしました鼎です。

でも、おそらくこの映画「感動もの」ではありません。
(副題の「ふたつの心をつなぐ旅」っていうのはいいかどうか・・・ちょっと賛成いたしかねます。)

脚本すばらしい。
どこにでもおこりうるできごとですが、
どこにでもいそうな人々ですが、
いろんなことがいいかんじにからみあってて、
魅入ってしまいました。

父親役の俳優さんが、まさか俳優さんじゃないでしょうね・・・っていうくらいリアル。
というか、全員リアル。
ネブラスカの広大な風景に圧倒されます。アメリカすげー。
トラック欲しい!!(鼎)

category: アメリカ

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