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トコトコ名画座

「バニシング・ポイント」 

バニシング・ポイント


1971年 アメリカ
リチャード・C・サラフィアン監督

格好いい。
無骨な映画。
ただただ目的地に向かって走り続ける映画。

車の陸送の仕事をしているコワルスキー。
デンバーからサンフランシスコまで15時間で運ぶ、という賭けをする。
車は、ダッジ・チャレンジャーR/T。
それはたわい無い賭けだった。
それなのに、コワルスキーはひたすら突っ走る。
途中警察に追われる。
一体彼は何をしたんだ?
理由も知らずに追いかける警官たち。
走り続ける中で走馬灯のようにコワルスキーの過去が語られる。

途中で、出会う様々な人たち。
コワルスキーを応援する盲目のDJスーパーソウル。
昔、助けたであろう女性。
砂漠を案内してくれる蛇使いの老人。
裸でバイクにまたがるブロンド美女(!)。

アメリカン・ニューシネマに分類される映画。
アメリカン・ニューシネマと言えば、
「イージー・ライダー」や「俺たちに明日はない」など。
向う先は、悲劇なのだけど、寡黙なコワルスキーがただただ格好いい。
荒削りな映画だけど、とても面白い。  (佳)
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category: アメリカ

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「木洩れ日の家で」 

木洩れ日の家で
2007年 ポーランド
ドロタ・ケンジェルザヴスカ監督

ワルシャワ郊外、木造の大きな屋敷に愛犬フィラデルフィアと住む91歳のアニェラ。
一人息子は結婚し時折り孫の顔を見せに来るが、(妻は来ない)、気が進んで来てはいないかんじ。
孫も「ここ嫌い」という態度。

愛犬フィラとの会話と、双眼鏡で隣人たちの生活をのぞくのが日課。
隣人のひとつは愛人を囲う成金の男、もうひとつは音楽学校を営む若いカップル。

アニェラの輝く過去の思い出がちらほらと錯綜して、
老いていても何かしっかり芯がある素敵な人だなと思う。
突拍子も無い行動に思えるかもしれないけど、いつだってちゃんと理由があるんだよ!てかんじ。
嵐のシーンが好きでした。

91歳現役女優さんダヌタ・シャフラルスカ出ずっぱり!お見事です。かわいい。
それに負けず劣らずの犬の演技がすごいのなんのって、すごいよ。
木洩れ日の家で 「僕がいない場所」の監督さんの作品です。     (鼎)

category: ポーランド

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