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トコトコ名画座

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「水の声を聞く」 

水の声を聞く


2014年 日本
山本 政志監督

わー、この映画、面白かった。
新興宗教の始まりを垣間見る。
案外、こんなあやふやなものなのかもしれない。
不思議な世界。

在日韓国人のミンジョン。
深い思い入れもなく始めた巫女の仕事に、人々が救いを求めるように。
それが宗教団体“真教・神の水”となり、だんだんと大きくなっていく。
何者でもない自分への葛藤。
救済を求める人たちと、ビジネスと捉える幹部たち。
様々な思惑の人々が集まって、それは徐々に軋轢を生み…。
家族に関する悩み、生き方、人間関係。
私たちがすがっているもの、信じているものって何だろう。
大切なのは心の拠り所で、「形」は大きな問題ではないのかも
“教祖”である自分に疑問を抱いたミンジョンは旅に出る。
自分のルーツを辿り、自然に触れ、明らかに覚醒したミンジョン。
でもその頃教団には新たな“偽者”が祀り上げられ…。
人の集まる所には、何かしらの問題あり!
と思っていたけど、やっぱりそうだった。
脇を固める教団内部の方々の普通っぽさが地味に怖い。
そして、いいタイトルだなぁと思う。      (佳)   
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category: 日本

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「6才のボクが、大人になるまで。」 

6才のボクが、大人になるまで。


2014年 アメリカ
リチャード・リンクレイター監督

6才の少年の、12年間を、実際の少年の成長とともに、
12年かけて撮影。
ドキュメンタリーのような劇映画。

時間は165分。
長い映画だけど、少年の成長を見守っているうちに、あっという間。
大きな事件はないものの、母親の再婚や離婚、度重なる引越し、
風来坊のような父親との交流、初恋…。
12年間の間に起こるいろいろなこと。
大人は結構勝手に生きてて、子供は常に振り回されてる。
そんな風にも見えるかなぁ。
そんな中を、少年メイソンは、好きなことも見つけながら、
自分なりに淡々と生きていく。
実際に父親役のイーサン・ホークも、母親役のパトリシア・アークエットも、
月日の経過とともに年を重ねていく。
少年メイソンも、少年から青年の顔へと変わっていく。
あんなに可愛かったのになぁ。
その月日の移り変わりを、ごくごく自然に感じ、
大切な瞬間瞬間を思い出しながら、何とも言えない余韻に浸った。
同じキャストで、12年間、撮影を続ける。
その年月の重みをずしずしと感じた。    (佳)

category: アメリカ

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