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トコトコ名画座

「あの日の声を探して」 

あの日の声を探して
2014年 フランス・グルジア
ミシェル・アザナヴィシス監督

チェチェンに起きたことがこれ以上の不幸は無いのではないかというくらいひどい。
開始後からかわいそう過ぎて怖すぎて頭が痛くなった。
が、少しだけの希望を最後まで持てるのが救いの演出。

少年の舞踏がすばらしい。
悲しみの連鎖を無くすには少しずつのきっかけを積み上げるのみ。
一番怖かったのは普通の青年が兵士になっていくさま。

アカデミー賞を獲った白黒サイレント映画「アーティスト」の監督です。
この人すごいかも。
(鼎)
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category: フランス

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「ディオールと私」 






2014年 フランス
フレデリック・チェン監督


クリスチャン・ディオールのデザイナーとして就任したラフ・シモンズ。自身初となるオートクチュール・コレクションを発表するまでのドキュメンタリー。


「ミニマリスト」として語られることの多いラフが、ディオールという歴史の古いブランドで、自分をどう表現していくのか、葛藤が画面上から伝わります。

アトリエで本音をぶつけるラフなのに、ショーなど人前にたつときは、不安で失神しそうになるというエピソードになんだかいいなと感じた。本人は気が気じゃないだろうけど。


そして、この映画はなんといっても服を完成するためには眠る時間も惜しまない職人たち(お針子さん)を追いかけている。ジョークのたえないアトリエでも目と指先は真剣だ。服作りする人すごいです。


ものづくりに、たずさわる人にはもちろん、それ以外のひとにも伝わる映画だと思う。
ラフ・シモンズが「なにがなんでもしてくれ。」「あきらめない。」と周囲に無理をいうシーンなど子供のようだけど、ものづくりをする人はいつつもそうあってほしいなと思った。
最後XXも、流れて幸せ。

(陽)

category: フランス

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「私はゴースト」 

私はゴースト


2012年 アメリカ
H・P・メンドーサ監督

人里離れた一軒家。
卵を焼き、食事をし、家の掃除をして、買い物に出る。
毎日毎日繰り返される一連の作業。
ある日、どこからか女の人の声が聞こえてきて…。

タイトルどおり、幽霊が主人公。
聞こえてくる声は、エミリーを成仏させようとする霊媒師シルビアの声。
何故エミリーは死んでしまったのか?
何故エミリーは成仏できないのか?

不思議な映画!
幽霊側から描かれた映画って今まであったのかな?
登場人物はごく僅か。
舞台も家のみ。
外に出ようとするとそこに広がるのはまっ黒な闇。
変わった映画だなぁ。
繰り返される毎日の中で、少しずつ、過去が明らかになり…。
これは大変だっただろうなぁ…。怖いなぁ。
実験的要素も強いですが、とても面白かった!
ゴシックな雰囲気もまたいい。
でも私の日常もこんな感じ。           (佳)

category: アメリカ

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