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トコトコ名画座

「楽日」 

楽日

2003年 台湾
ツァイ・ミンリャン監督

今では数人しか入らなくなった老舗映画館。その楽日を切り取った愛らしい映画。

かつての俳優、日本人の若者などが最後の日を見届けるようにやってきている。ただそこにいるだけで、交わされる会話はほとんどない。全編通しても一言二言かな。
それに一時停止押したんじゃないかと勘違いするような長回し。
それなのに、僕にとっては愛らしい。足の不自由な女性従業員が、コトコト立てる足音や、トイレの水をいっこずつ流してくシーンが。まんじゅう食べて、お茶飲みほすと一緒になってふーっと息をつきたくなる。で想いにふける。

新しいものが社会にも娯楽にもどんどん出てきてる。追いてかれないようにみんな必死。それでも中には古びていくものに美を見いだす人がいる。僕もそんな一人でありたい。置いてきぼりをくらっても、いい。忘れないように、何度も再生ボタンを押す。(陽)
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category: 台湾

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コメント

祝!

わ!陽さんレビュデビュー!
文章が詩だー。さすがです。

「楽日」。
そんなに長回しなんだ・・・。
その上会話が一言二言とは。

おいてけぼり系好みです。

鼎 #- | URL | 2013/01/18 01:01 - edit

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