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トコトコ名画座

「薬指の標本」 

薬指の標本



2004年 フランス
ディアーヌ・ベルトラン監督

小川洋子の同名小説をフランス人監督が映画化。
原作のミステリアスな雰囲気がそのまま映像化されている!
主人公のイリスを演じたモデル出身のオルガ・キュリレンコ。
かわいい!何だか儚げ!!
始まって5分で、この映画の雰囲気、好きだなぁと思う。

働いているサイダーの工場で、ケガをして薬指の先を失ってしまうイリス。
新しい仕事を求めて港を彷徨い、ふと古びた建物の中の、
“標本作成助手”の仕事と巡り合う。
何らかの思いを標本にして保存するラボ。
家の焼け跡に生えてきたキノコ、楽譜に書かれた曲…。
古い建物、古い道具、懐かしいような気持ちと、とても洗練された印象。
この監督さんはすごーくセンスがいいと思う。
標本技術士にプレゼントされた靴が、ぴったりと足に馴染んでいき、
イリスは次第にその靴を手放せなくなる…。

オルガ・キュリレンコが『アメリ』のオドレイ・トトゥの様な雰囲気ですごくかわいい。
映画の中で着ている服が可愛くって好みです。
静寂の中に感じる恍惚。
じわじわと足元に忍び寄ってくる不穏な空気。
地下室の扉の向こうは…。
イリスが囚われたのは恋?、赤い靴?、それとも標本?
静かで何とも不思議な余韻に包まれる映画。  (佳)
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category: フランス

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コメント

お!観たかったやつ!

小川洋子原作の本をフランス人監督が映画化ということで、観たかったやつー。
古い建物や古い道具とか、懐かしいような洗練されてるようなかんじなんだー。観なきゃ!

鼎 #- | URL | 2013/01/26 21:23 - edit

きっと!

好みだと思いますー。
標本室の古い棚だとか、映るもの、どれもいいです。
赤い靴もすてきだし。
フランスが舞台なのも、幻想的で雰囲気ぴったり。
おすすめです!

佳 #- | URL | 2013/01/26 21:50 - edit

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